世界中で200万部超え大ベストセラー『ぼくモグラキツネ馬』を読みました。あらすじは、少年が動物を旅をして対話をしながら、人生に必要な事を見つけていく心温まるお話です。名言も多いので大人が読んでも楽しめると思います。
- 読んでみようか悩んでいる
- 他の人の感想が気になる
- 大人なので絵本は抵抗がある
- 子どもに渡す絵本を探している
Amazonで2200円と、少し高くて抵抗がありましたが、結果的に買って良かったと思っています。
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はじめに『ぼくモグラキツネ馬』
この絵本
知っている人はあまり多くないと思いますし、そもそも絵本なんて読まないという人がほとんどだと思うんです。
(読み聞かせくらいはするかな。)
私が本屋で本書を目にしたとき
本来児童書のコーナにあるべきが
一般書のコーナに平積みされていたんです。
絵本なのに小説と並んで平積みって珍しいですよね!?
それもそのはず
子どもから大人まで誰もが楽しめると
世界中で大ヒットしているんです。
イギリスでは130万部を超え、2020年いちばん売れた本です。
アメリカではニューヨーク・タイムズベストセラー1位に選ばれ、120万部を超えています。
なぜそこまで多くの人に読まれるのか。
それは、本書がすべての人に寄り添う普遍的な人生寓話だからです。
✔著者: チャーリー・マッケジー
英国のイラストレーター
018年に、インスタグラムでこの本に出てくる少年ともぐらのイラストを掲載したところ、エリザベス・ギルバートやジュリア・ロバーツといったセレブリティにフォローされるようになって大人気になりました。
✔翻訳者: 川村 元気
映画プロデューサー、小説家、脚本家。
「電車男」や「デトロイトメタルシティ」、「君の名は。」など様々な映画をプロデュースする他、「世界から猫が消えたなら」といった小説も書くなど、多彩な活動をされています。
そんな川村さんが、海外でベストセラーとなっている本書に興味を持ち読んでみたところ、一気に魅了され、翻訳本の初出版に至ったという経緯だそうです。
絵本なので大人には不向き?
全くそんなことはありません。私自身、子どもに読ませようと思って買ったんですが、大人にこそ読んでほしいと思いました。人生で大切な心の持ち方を教えてくれる本です。普遍的な名言が多いので、一生手元に置いておきたい本です。芸術的なイラストなので、大人が読んでいても読んでいても恥ずかしくない絵本だと感じました。
大人が絵本を読んだほうが良い理由
絵本は、ビジネスの現場で求められる“考える力”と“想像力”を鍛えるのに役立つと言われていいます。絵本はビジネス書や実用書のように、直接何かを教えてくれるわけではないので、新たな真実や問題解決のヒントを得るためには、自分で考え、想像することが不可欠だからです。
子どもの読書感想にはもってこい
絵本なので、子どもが読書をするきっかけにしてほしい作品です。また、考えさせられる文章がたくさんでてくるので、読み終わったあとにどう思ったかを聞いてみて自分の考えを言葉にする練習にも活用できると思います。
あらすじ『ぼくモグラキツネ馬』
主人公の少年“ぼく”は、
自分の“本当の居場所”をみつけるため個性溢れる動物たちと交流していきます。
他愛もない会話の中に散りばめられた名言が、少年に気付きを与えていきます。
物語というよりかは、詩に近いかも。
『星の王子さま』のような優しい印象を受けました。
名言・感想『ぼくモグラキツネ馬』
心に残った名言
いちばんの時間のむだって、なんだとおもう?
じぶんをだれかとくらべることだね
『僕モグラキツネ馬』本文より引用
人とのつながりが増えると、楽しい半面、周りと自分を比べてしまって落ち込むときってありますよね、、
でも完璧な人間になる必要はないんです。自分にしかない良さで、相手のかけている部分を補えばいいし、自分の欠けいている部分は、誰かに補ってもらえばいい。それが助け合うってことだと思うんです。
じぶんにやさしくすることが、いちばんのやさしさなんだ
『僕モグラキツネ馬』本文より引用
相手にやさしくしようとするあまり、自分をせめてしまうことってありますよね。でも、そんなに闘わなくてもいいんです。自分を大切にするって素晴らしことです。
涙がでるのはきみがよわいからではない。強いからだ
『僕モグラキツネ馬』本文より引用
涙は闘っている証拠。逃げれば涙は出ないんです。
まとめ
少年と動物たちの会話が、直接何かを教えてくれるわけではありません。普段と変わらない日常に、喜びや幸せを見つけていくんです。
人間は欠けているものに目がいってしまう生き物です。でも、意識するだけで日常には喜びが溢れています。当たり前の幸せに気づかせてくくれる一冊でした。
子どものうちから知っていれば、人生変わっていただろうなーって思います。
是非、お子さんの手が届くところに置いてあげてください!