【要約・書評】『タフティ・ザ・プリーステス』:人生は自分で「上映」する映画だった!難解だけど超面白い現実創造メソッド

  • 『タフティ・ザ・プリーステス』の要点や感想を知りたい
  • 『タフティ・ザ・プリーステス』を読んだ人のレビューが気になる

本記事はそんな方の疑問にお答えします

普段はビジネス書を中心に読んでいる私ですが、今回は少し毛色の違う、でも確実にあなたの人生観を揺さぶる可能性を秘めた一冊をご紹介します。それが、ヴァジム・ゼランド氏の著書『タフティ・ザ・プリーステス 世界が変わる現実創造のメソッド』です。

正直に言うと、自己啓発や願望実現といったテーマは、これまであまり積極的に手に取る分野ではありませんでした。でも、この本に触れてみて、その深さとユニークな視点に引き込まれてしまったんです。

難解な部分もありますが、きちんと向き合えば、あなたの現実の見方、そして創造の仕方が根本から変わるかもしれません。

この記事では、『タフティ・ザ・プリーステス』の要点や感想を紹介し、あなたの人生に役立つ知恵を共有します。ぜひ、最後まで読んでくださいね。

この本がおすすめな人
  • 「自分自身の人生をコントロールできていない」と感じている方
  • 自己啓発やキャリアアップに限界を感じ、新しいアプローチを探している方
  • スピリチュアルな概念や量子力学的な視点に関心がある方
  • 人生のシナリオを自分で書き換えたいと本気で願っている方
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目次

『タフティ・ザ・プリーステス』ってどんな本?

本の詳細内容
タイトル『タフティ・ザ・プリーステス』
著者ヴァジム・ゼランド
出版社SBクリエイティブ
発売日2023/10/31
ページ数352ページ
Audible再生時間00時間00分

本書の核となるテーマは、私たちが普段認識している「現実」が、実は私たちが意識的にコントロールできていない「夢」のような状態である という驚きの概念から始まります。そして、そこから「真の意味で目覚める」ことで、自分の人生を思い通りに「現実創造」する方法を提示しています。

全体の構成としては、まず私たちがなぜ自分の人生をコントロールできていないのか、そして「目覚める」とはどういう状態なのか を解説します。その鍵となるのが、私たちの「意識」と「気づきの中心点」という概念です。

次に、具体的な現実創造のメソッドとして、「意識が向かっている先に気づき、現実を構築する方法」 や、本書の非常に特徴的な概念である「意図の三つ編み」の使い方、「自分自身の再プログラミング」 などが紹介されます。

本書全体を通して、「映画」と「鏡」というユニークな比喩 が多用されており、世界の仕組みや現実創造の原理が説明されています。一度読んだだけでは全てを理解するのが難しいと感じるかもしれません。しかし、繰り返し読むことで、その深い世界観と実践方法が見えてきます。

印象に残ったポイント3つ

『タフティ・ザ・プリーステス』の印象に残ったポイントを3つ紹介します。

1. 「夢も現実も同じ」衝撃の定義!私たちは「眠ったまま」生きている?

本書の冒頭で提示される「夢も現実も同じ」という考え方は、まさに衝撃でした。私たちは、起きている時は現実をコントロールできていると思いがちですよね。走ろうと思えば走れるし、話そうと思えば声も出る。

しかし、著者は「本当にそうだろうか?」と問いかけます。あなたは、やりたくもない仕事に遅れないために走っているのではありませんか? 他人への建前や綺麗事ばかりを話しているのではありませんか? 実は、私たちの行動の多くは、社会や他人にコントロールされており、自分自身の意思から出ていない。つまり、私たちは現実世界においても、夢の中のように自分を意識的にコントロールできていない「眠ったままの状態」だというのです。

この状態は、蛇を飲み込んでしまい、その後蛇がいなくなっても何がしたいか分からなくなってしまった男の比喩で語られます。社会という「蛇」に長年コントロールされた結果、自分自身で人生を選ぶ方法を忘れてしまっている。私たちが、自分の人生が他人によってコントロールされている事実に気づいていない という指摘は、ドキッとさせられました。

この「目覚める」ということが、自分の人生を取り戻すための最初の、そして最も重要なステップだと本書は繰り返し強調しています。

2. 人生は自分で上映する「映画」、そして無数の「台本」

本書で描かれる世界の仕組みの比喩表現も非常に印象的です。特に「映画」の比喩は分かりやすいながらも、その示唆するところは深遠です。

私たちの生きる現実は、まるで「映画のフィルム」の1コマ1コマが連続して映し出されているかのようだと言います。そして驚くべきは、この世界には無数の「映画のフィルム」、つまり異なる「台本」が存在しているという考え方です。

普段、私たちは自分が様々なことを選択していると思っていますが、実はその選択さえも、既に決まっている「台本」通りに進んでいる可能性があるというのです。自分で選んでいるつもりでも、まるで決められた役柄を演じているかのようです。

しかし!「気づきの中心点」から「意図」を使うことで、この「台本」そのものを変えることができる と本書は説きます。無数に存在するフィルムの中から、自分が望む未来が描かれたフィルムを「選び取る」ことができる。自分の人生の「台本」を自分で書き換え、新しい現実を創造していくことが可能だという希望を与えてくれます。人生は一度きりの上映ではなく、いくらでも続編や異なるバージョンの上映ができる、この発想はとてもワクワクしました。

3. 秘密の操縦席「意図の三つ編み」と、もう一人の自分「マネキン」

本書で特にユニークだと感じた概念の一つが「意図の三つ編み」です。著者は、通常の脳で行う意識の中心とは別に、背面に「外部センター」としての三つ編みが存在すると言います。首の後ろあたりから垂れ下がっているような、目には見えない三つ編みをイメージするのです。

この「意図の三つ編み」を意識的に起動することで、未来のコマ、つまり無数に存在する「まだ上映されていない映画のシナリオ」を選び取ることができる。これは、パラレルワールドを俯瞰する高次の意識、あるいは魂の次元と繋がる感覚に近いと説明されています。まるで映画『マトリックス』のプラグや、『アバター』のナヴィの三つ編みのようだという例えも登場し、そのイメージのユニークさに惹きつけられました。実際に読者レビューでも「三つ編み」が興味深い概念として挙げられています。

また、無数に存在するフィルムの「保管庫」には、自分自身も無数に存在し、それはまるで「マネキン」のようだと表現されています。私たちは普段「自分はただ一人の自分しかいない」と思いがちですが、どの「マネキン」(つまり、どのような特性や人生を持つ自分)を使うかは、本来選べるのだと。過去の自分と今の自分が大きく変わった例などを挙げつつ、これは努力だけでなく、意識が別のマネキンに移り変わったと見ることができる。自己認識が変われば、それに合わせて現実も修正されるという考え方。意図の三つ編みを使って未来のコマを選び、新しいマネキンに少しずつ移っていくイメージは、自己変容への希望を感じさせてくれました。

『タフティ・ザ・プリーステス』から得られた学び・気づき

『タフティ・ザ・プリーステス』を読むことで、これまでの「現実」に対する固定観念が大きく揺さぶられました。そして、人生を主体的にコントロールするための具体的なヒントを得ることができました。

最も実践したいと感じたのは、やはり「気づきの中心点」に戻る練習です。日常の中で意識が内的な思考や外的な出来事に埋没し、「眠った状態」になっていることに気づく。ネガティブな感情が湧いた時や、何か変化が起きた時にこそ、「自分を見て現実を見る」と意識することで、中心点に戻り、冷静に状況を俯瞰する練習をする。これはすぐに完璧にはできなくても、練習すれば身につく習慣だと言われています。

そして、その「目覚めた状態」で、「意図の三つ編み」を使って望む未来を意図する練習です。首の後ろの三つ編みをイメージし、リラックスした状態で理想の未来の映像を照らす。最初は小さいことから、例えば今日の簡単な目標を意図する練習から始めてみる。これを継続することで、確信に変わり、現実化が早まる可能性がある。

また、現実を主体的に構築するためには、明確な目標設定と、それを達成するための揺るぎない「意図」を持つことが重要だと学びました。そして、目標や意図だけでなく、それを実現するための意識的な行動、エネルギーの状態に気を配ること、そして何より自分の現実に対する「責任」を持つこと の重要性を再認識しました。脇役ではなく、自分の人生の台本を自分で書く主人公になるためには、現実が他人から与えられたものではなく、自分が作り出しているという当事者意識を持つ必要があるのです。

どんな困難や挫折が起きても、それを「アドバンテージ(利点)」として捉え、望む未来への必要なステップだと信じること。現実に文句を言ったり、ジタバタしたりせず、大きな力に導きを委ねるという考え方は、日本の祈りの本質にも通じるものがあるという考察が印象に残りました。

『タフティ・ザ・プリーステス』を読んだ人のレビュー

Amazonレビュー

一見するとスピリチュアル?と思う内容だが、脳科学者が書いた引き寄せの法則の本などと同じく、自己認識や環境認識において参考になるすばらしい本。

一見するとスピリチュアル?と思う内容だが、脳科学者が書いた引き寄せの法則の本などと同じく、自己認識や環境認識において参考になるすばらしい本。

プラトンから始まり、いったん頂点を極めた西洋哲学、形而上学の系譜の上にこの本が成り立っていることを感じる。東洋にはそれと源を一つにした教えがあり、その流れが長い時を経て現代において統合されていく、ということなのだと日本にいて思う。その過程をこれからも楽しみたい。

『タフティ・ザ・プリーステス』がおすすめな人

『タフティ・ザ・プリーステス』は、以下のような人におすすめです。

  • 「引き寄せ」や「願望実現」の従来の考え方に物足りなさを感じている人
  • 人生を根本から変えたい、自分の手で創造したいという強い願いがある人
  • 難解でも、新しい世界観や深い真理を探求することに喜びを感じる人
  • 自分の内面と向き合い、意識的に行動を変えたいと思っている人
  • スピリチュアルや量子力学的な視点に興味があり、それを現実創造に活かしたい人
  • 他人に流されず、自分の人生の「主人公」として生きていきたい人

『タフティ・ザ・プリーステス』:まとめ

「タフティちゃん」という愛称で呼ぶ読者もいるように、本書に書かれているタフティのメソッドは、時に厳しくも無限の愛を感じさせるものだという感想もあります。難しそう…と感じるかもしれませんが、ぜひ一度手に取ってみてほしい一冊です。まずは図書館で借りてみるのも良いでしょう。

おすすめ度:★★★★☆

要点まとめ
  • 私たちの多くは現実でも「眠ったまま」意識的に人生をコントロールできていない。
  • 世界は無数のシナリオ(台本)を持つ「映画のフィルム」のようなもの。
  • 「気づきの中心点」から「意図の三つ編み」を使い、望む未来のフィルムを選び取る。
  • 現実を構築するには、目標、意図、意識的な行動、エネルギー、責任が重要。
  • 困難も望む未来へのステップ「アドバンテージ」と捉える。
  • 目覚め、意図的に行動することで、人生の主人公となり、現実を創造できる。

本書は、一度読んだだけでは消化しきれない奥深さがあります。しかし、書かれている概念を少しずつ理解し、日常生活で実践しようと試みることで、確かに現実の見え方が変わってくるのを実感できるかもしれません。あなたの人生を最高傑作の「映画」にするために、ぜひこのタフティのメソッドに触れてみてください。

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